Kijikko diary

上海在住。手芸と小沢健二を愛する、私のダイアリー。

ひなんせいかつ パート2

ありがたいことに、ブログを続けてほしいと、たまに言われます。

今、気持ちがぐぐっと落ち込んでいてインスタグラム向きメンタルでは

なくなってきているので(もともとSNS向いてない)

ブログもたまに書きたいと思っています。

 

さて、日本に戻ってきて1ヶ月と1週間ほど。

2度目の自宅待機が始まっています。

1度目の待機での失敗を踏まえて、今回こそは、テレビ漬け・YouTube漬けに

ならないように時間割を決めて過ごしています。

 

1時間目:ドリル

2時間目:ドリル

3時間目:体育(下で縄跳び・雨ならダンス教室のYouTubeを見てダンス)

4時間目:クリエイティブタイム(図工とかお話作り)

〜昼休み〜

5時間目:読書

6時間目:義実家に移動して音楽(ピアノの練習)

放課後:公園へゴー

 

なかなか、この通りに過ごすのは難しいんですけどね。

子どもたちの「日常」を作るために、ちょっと頑張っていきたいと思っています。

 

個人的には、今の時間をネガティブに過ごしたくないので

ミシンを購入しました。レベルとしては「ハイスペックな家庭用ミシン」

といったところです。

今、上海にあるミシンは「普通の家庭用ミシン」。

「ハイスペックな」やつを買うことで、あ〜ら不思議・・・

どう考えてもマイナスとしか思えないこの避難生活が

「ハイスペックな手芸時間を過ごすためのスペシャルタイム」

に変わったではありませんか!!

 

「早く過ぎてほしい、つらい時間」が

「いつまで続いてもベリーウェルカムな、ハイスペックな時間」に!!

・・・変わるかは、わかりませんが・・・

「この日々には意義があったんだ」と思えるよう、毎日、試行錯誤しています。

 

ひなんせいかつ

新型コロナウイルスが猛威をふるっています。

春節中に不安を感じた私たちは、家族4人で日本に帰ってきました。

2週間たったあと、大阪の小学校に小2の娘の体験入学を申し込むことにしました。

 (同時に夫は上海に戻ってゆきました)

 

すでに数校から受け入れを断られていたため、

そのたびに涙していた私ですが、この時期だから仕方ないとあきらめていました。

でも受け入れてくれた一校の校長先生が、とても優しい言葉をかけてくださって

心強く感じました。そしてまた涙した私です。

 

「(上海ガニ)さんが来るのを、待っていたんですよ。

 (上海ガニ)さんを受け入れるのは、何も(上海ガニ)さんのため

 だけではないんですよ。

 教員、子どもたち、学校のためにもなるんです。」

 

娘の名前を(上海ガニ)としているので、ムードが伝わりづらくなりました。

でも弱っていた私と上海ガニの心はどれほど救われたか分かりません。

くしくも、コロナのおかげで、温かい縁にめぐまれています。

しかも、その小学校は夫・夫の妹の母校!なんて面白い!

こんなことがなければできなかったであろう体験です。

 

さて。

学校が始まってからの彼女(上海ガニ)はどうなったか?

 

それはお察しのとおり、水を得た蟹のように毎日楽しそうに暮らしています!

お友達と毎日ワイワイ言いながら校門を出てくる姿に、誇らしくなります。

ときにみんなで絵本を見ながら。自分のかいた変な絵を見ながら。

マジカルバナナをやりながら。毎度毎度面白そうで、

よかったなあー!!楽しそうやなー!青春やなあー!!と

頭をワシャワシャしてぎゅうぎゅう抱きしめたい気持ちをグっとこらえています。

 

ただ。

その生活も2週間で終わり、今はまた自宅待機の日々が始まったのですが・・・

この体験を、大切に・・・・一生の宝物にできたらいいな。

と願う母なのです。

なんでもしってるはかせ

久しぶりの更新になりました。

 

どうして1年くらいサボっていたかというと面倒だったからですが、

なぜ書きたくなったかというと、自分にとって文章を書くということが

頭の整理になっていた、癒しになっていた、ということを

つくづく思い知ったからなのです。

 

ダックは最近、成長してきました。

 

でも相変わらず、頭のほうはボケボケ気味で、とーってもかわいいんです。

 

自分がボケてるってことをしっかりわかっているのがまたかわいくて、

わからないことがあるたび、私に聞いてくるんです。

たとえばこんな風。

 

ダ「ママ、”なかよし”ってどういう意味?」

私「ラブラブってことかな」

ダ「ラブラブって知ってる!”きもい”ってことでしょ!」

私「ちょっと違うかな(全然違うかな!!)」

ダ「ママ、なんでもしってるはかせやな。

 こう(ダックのこと)も、なんでもしってるはかせになりたいのに・・・」

 

なんでもしってるはかせ。

彼はそこを目指してるらしいです、今。

ってその博士、誰やねん。

 

最近は、そんなダックのために、次のようなトレーニングを実施しています。

 

なんでもしってるはかせになりたい、こうちゃんに質問です!!

Q1、レストランで料理を選ぶときに見るものは?

ー「ねみゅう」

ー正解!

 

Q2、こうちゃんは、ねーねの弟。では、ママの何?

_「こもど」

ー正解!

 

すごい才能を発揮しています!!

言い間違いがかわいすぎて、永遠に直ってほしくない域に達しました。

言い間違いを「正解」にすることで、こどもの学びを阻止するという

親とは思えないような暴挙に出てみました。

なんでもしってるはかせにも、永遠にならないでほしい域です。

 

さて、話は変わって。

(あんまり変わりませんが)

 

おととい、みんなでホラー映画「シャイニング」を見ていたんです。

ダックは私のひざの上。英語バージョンの日本語字幕つきで

こどもたちが展開を理解できないとき、私が字幕を読みます。

 

人殺しと化したお父さんが、奥さんに食料庫に閉じ込められるシーン。

お父さんは「ウェンディ!」と奥さんの名を叫びながらドアを叩いています。

 

ダ「何っていったの?」

私「ドアを開けて」

ダ「ドアを開けろ!」(お父さん役になりきって怖い感じで)

 

ダ「ウェンディってどういう意味?」

私「人の名前」

ダ「人の名前だ!!!」(お父さん役になりきって怖い感じで)

 

かわいすぎて、永遠に字幕は読めないでいい域です。