Kijikko diary

上海在住。手芸と小沢健二を愛する、私のダイアリー。

夏のはじめの烏骨鶏

初夏のある日・・・。
シーズンではじめて、夏服に袖を通す。


Tシャツに不似合いなほど白い、
まだ日焼けしていない腕がまぶしい。



・・・ちゅーこともなく、
まだ6月なのに8月31日の子どもみたいにギラギラ黒い、りんりん丸。
ていうか、4月から黒かった。
いや、2月から黒かった。
いや・・・



そんな娘に、母は、愛情たっぷりに「烏骨鶏」というあだ名をつけたのだが
母「おい、烏骨鶏
子「笑!!うこっけいとか言わないでよ〜〜笑!!」
といった具合に、まったくショックを受けてない様子。



いじり甲斐のない娘だ。
烏骨鶏の意味分かってない可能性が濃厚である。



さて、うちの烏骨鶏は私のねちっこい性格を引き継いだらしく、
すごいねちっこさを発揮してくれました。



この間、上海の高島屋で夫(北京原人)が娘(烏骨鶏)に、
「おっ、今、父の日フェアやってるやん。ちょっと一緒に見よう」
と言ったところ、
「いやや。子どもの日にお父さんのせいで引っ越しさせられたのに、
 なんで父の日フェアに行かなあかんの」
と返答されたそうな。



思い返せば、私たちが北京から引っ越してきたのが5月5日。
子どもの日に、大人の都合でお友達とのお別れを強制させられた娘は
きっちり根に持っているらしい・・・。
すごい執着心。
というか、本当にすみませんでした。
子どもの日に引っ越しなんかしちまって。



しかしながら、「食」にはまったく執着がない。



弟(1歳)にご飯を食べるスピードでぼろ負けして
「めっちゃ負けてるで」と言っても「うん、知ってる笑」。
全然悔しくともなんともない様子で、食べかけのご飯を前に、
のんきに歌ったりしている。



歌い終わると、ひとしきりしょうもないことを喋り、
それにも飽きると、「なんで、私っておるの?なんで、お父さんやママっておるの?」
といった、哲学的な質問を投げかけてくる。



そのうち私にガツーーーンされて、泣きながらご飯を完食。
そんな毎日。



上海でも相変わらずおしゃれに暮らしてます。