Kijikko diary

上海在住。手芸と小沢健二を愛する、私のダイアリー。

選択肢

いろいろな選択肢は作っておいたほうがいい。
夫がよく言う言葉。



海外にいるから
子どもたちが小さいから
引っ越しが多いから
就労ビザがないから
働けないから
と逃げることはいくらでもできる。



でも、うちはもう駐在9年目。
夫だけで言うと、もうすぐ10年目に突入する。
この先も、どうなるかわからない。



2〜3年なら、一時的なお休み期間、として許されるかもしれないが
10年という時間は、言い訳をして過ごすにはあまりにも長い。
しかも20〜30代の10年という時間。ここをどう過ごすかが、
これから何十年も続くかもしれない人生において
重要な意味を持つのではないかと私は思う。



日本でいっしょに働いていた同僚が、どんどん出世したり、
誰もが知っている大企業に転職したりしている。
もし、結婚していなければ、私にとってそんな10年もありえたのだ。
・・・いや、ありえないか・・・



だから、自分はこの環境を「逃げ」の言い訳にはしたくなくて、
むしろこの環境だから何でもできると開き直って、
いろいろな選択肢を探してどんなことも不器用ながらも一生懸命やることにしている。



なにがどう転ぶかなんて、誰にもわからない。
料理を頑張れば、料理研究家になれるかもしれない。
子育てを頑張れば、子育てアドバイザーになれるかもしれない。
究極なことを言えば、このブログをめちゃくちゃ面白くすれば
ブロガーとして億万長者に・・・



何かが起こったときに、「あの時間をもう少し有意義に過ごしていれば」
と後悔したくないから、とりあえず思考停止することくらいは
自分に禁じている。
結果的に、失敗だけが残ってしまったとしてもそれも財産。



前置きがかっこよくなってしまったが



今いいたいのは、こういうこと。



新製品を開発しました。

誰も聞いてないって?
でも、開発したんです。



ちゃんと、ブランドロゴも入れてね。


ついでに、子どものものも作ってる。


子どもの似顔絵も刺繍してみた。
似てるやん!?

はちゃめちゃな記事やな、と思うでしょう?



そう、私、はちゃめちゃ。
でも、なにがどう転ぶかなんてわからない。
はちゃめちゃさが、功を奏するかもしれない。
自分が頑張れそうなこと、人に喜んでもらえそうなことを見つけて
一生懸命、ずっと続けていきたいと思うんです。



今週は、小林麻央さんのこともあって、
いろいろ考えてしまいます。