かわいい集合住宅

上海には、古くて大きな集合住宅がたくさんある。
繁華街の一角に、ちょっとした入り口があって、迷い込むと、
ずらっと集合住宅が並んでいたりするからびっくりする。

この住宅街は、いつごろのものだろうか。
どこかヨーロッパの国の、租界地だったのだろうか。
雰囲気がどことなくヨーロッパっぽい。柱や窓枠、良く見れば凝っている。

巨大な集合住宅なので、ひとつの町のようになっている。
床屋さん、服の修理店、食器の修理店、骨董店、古本屋、八百屋さん
などが突然あったりする。町の中でたいていの用事は済んでしまいそうだ。
だが、床屋はおおすぎなので、競争はじつは激しいかもしれない。

この住宅地の中に、すてきなギャラリーがあった。

いつか、ここでroomの展示をやりたいな。だめ？

ギャラリーの庭では、何の関係者かしらんけど、みんながおしゃべりしてて
いとへんみたいよ。

おじさんは寝ている。
警備員はおばちゃんとおしゃべり。
猫も寝る。いい集合住宅。また訪れたいなー。

集合住宅全体で、2010年の上海万博に向けて気合を入れているらしい。
すばらしいね！

Kijikko diary