Kijikko diary

上海在住。手芸と小沢健二を愛する、私のダイアリー。

リアル女の子

この間、同僚の中国人(ゲイ)といっしょに取材にいったときに、わたしと彼(彼女?)が楽しそうに話してるのを見たお客さんが、「キミたち付き合ってるのか?」とか言ってからかってきた。それで私はとっさに「いいえ。彼はゲイですし」って言ってしまった。


その瞬間、同僚(ゲイ)、激怒。ほんとに女の子みたいに顔真っ赤になって、それまで立ってたのに、椅子にすとんって座って、プイって怒った顔でお客さんの出してくれたコーヒーを飲み始めて・・・。


半泣きで「ゲイって言わないで!!」。その怒り方は、女の子のようにキュートだった。。


それで、ほんとにほんとに申し訳ないことをしてしまったと思って、今日は彼の好きな広東料理をご馳走した。ご馳走するまでの過程も女の子みたいで、「今日は6時に仕事終われる?」って最初聞いたとき、「無理です」と言ってたのに、私が「そっか・・・今日はあなたに広東料理ご馳走しようと思ったけど」って言ったら「やっぱり大丈夫になりました」って、ゲンキン。そんなとこも女の子みたい。


ご飯を食べた後、二人で歩いてたらいきなり「ここ、家なんです」。私は「よっしゃ!!中国人の家を見るチャンス!!」(ずっと見てみたかった)と思って「家見せて!!」って言ったら「絶対だめ!!散らかってるから!!」・・・ほんとに女子やな。



その後、ゲイと私の攻防がしばらく続く。
「見せて!」
「だめ!!」
「いいやん〜ちょっとだけ!!お願い!」
「絶対だめ!!」
・・・まるで、エロおやじと女の子の押し問答だ。



結局、家の中は見せてくれなくて、彼の愛車の「プリンセス号」で駅まで送ってもらって帰ってきた。


次こそは。
絶対見ます!!


上海で一番かわいいのは・・・ゲイかなぁ。