Kijikko diary

上海在住。手芸と小沢健二を愛する、私のダイアリー。

きじちゃんの最高の夜


もうすぐおひな祭りです。我が家でも、伯母にいただいたおひなさまを飾っています。かわゆいです。


さて、上海では、外国人と交流するチャンスは多いですが、そういう活動をするのは、ほとんどが意欲旺盛な留学生です。または、留学を経て現地採用で働いている社会人です。または、上海で異文化交流の楽しさに目覚めた一部の駐在員です。そしてそれがきじちゃん(夫)です。


きじちゃんは、外国人との交流に超アグレッシブです。先日は、フィンランド人・上海人・香港人香港人香港人・日本人・日本人という飲み会をしましたが、大ハッスル。ノンストップでしゃべり続け、何度も隣の私に向かって「今日はほんまに楽しいわ!!」と感嘆の言葉を吐き、気づけば5時間が経過していたのでした。こんな楽しそうなきじちゃん、日本ではあまり見たことがなかったかもしれません。



みてください、このうれしそうなきじ(右の前二番目)。
焼き鳥屋の店員さんは迷惑そうでした。


上海に転勤になるまで、海外に行ったことすらなくパスポートも持っていなかったきじ。でも、きじパパときじママは英語が堪能で英語以外もできて、しかもパパママの出会いはYMCAです。そんな語学ファミリーの血が、きじの中で27年間眠り続け、一時は死ぬまで目覚めないと危惧されていましたが、今やっと目覚めたのです。ていうか、目覚めたとたんパワー全開すぎて、「もうちょっと落ち着いていいよ」って言ってあげたいくらいです。


本当によかったです。日本で浮いてたきじちゃんが、上海では浮いてません。いつもイライラしていたきじちゃんが、イキイキしてます。さらに、HSK(中国語検定)の8級にもトライするそうです。英検でいえば準1級くらいに相当する難易度です。毎晩毎晩、勉強嫌いだったきじちゃんが、中国語の勉強をしているのです。奇跡です。


ありがとう、上海。