Kijikko diary

上海在住。手芸と小沢健二を愛する、私のダイアリー。

麻辣湯屋さんごっこ


きじちゃんが友達の結婚式のために博多に行ってました。



お土産に、筥崎宮箱崎宮)という神社で売っている
「博多おはじき」を買ってきてくれました。



土でできたこのおはじきは「厄をはじく」という意味の
ある縁起物で、博多人形の技師さんが手作りしています。
一つひとつ模様が違い、レリーフになっててかわいいの
です。色もとても美しい★






年に1回のお祭りのときに売り出される限定バージョンもあるのですが、
超超超人気があるらしく、今の時期は手に入らないということが分かりま
した。だから通年で売られているバージョンをねだったのです。強行スケ
ジュールだったのに、いちいち神社まで行ってきてくれたきじちゃんに
感謝です★本当にありがとう!


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そしてきじのいぬ間に、私は友達を家に招き、麻辣湯屋さんごっこをしていました。
私は麻辣湯(マーラータン)が大好きで、本当はそのへんのきったない麻辣湯屋さん
で食べたいのですが、妊娠中の今は衛生上問題があるということで、自宅で作ること
にしたのです。


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麻辣湯とは、とっても辛いスープで食べるラーメンのようなものです。お店では
ずらっと並んだ中から好きな野菜やイカや肉ボール、つみれなどの具材を選び、
麺も数種類から選び、おばちゃんに渡して辛さを指定して作ってもらいます。



さて、どうやったらお店のようにおいしい麻辣湯ができるんだろう!?



まずはカルフールに行き、家庭用の火鍋専用鍋底(スープ)と野菜、豆腐皮
湯葉のようなもの)や麩を買ってきました。麺は、私の好きな龍口粉滋
(細い春雨のような麺)を選びました。並べただけで麻辣湯屋さんみたい!!


鍋底は、「小尾羊(シャオウェイヤン)」というメーカーのものがおいしかったです。
お湯で薄めて使うのですが、、、エゲつない色のペーストにまるごとの唐辛子や山椒、
木の実や謎のスパイスがたくさん入ってます。めちゃくちゃ辛い!!しびれる辛さ!!
でもやみつきになる。これこそが麻辣湯です。



※有名火鍋店「小肥羊(シャオフェイヤン)」とかなり名前が似ていますが・・・
自国メーカー同士でも名前のパクり合戦が繰り広げられているのかと恐れ入りました。


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この悪魔の呪いがかかっているようなエゲつない色のスープにいろんな具材を入れて
ぐだぐだのドロドロに煮込みます。みんなの目を盗んで、我が家の冷蔵庫の残り物も
いっぱいほりこみました^^;


出来上がりです!!見た目はかなりエグいのですが、麻辣湯好きにはたまりません★


あーー!おいしかった!お腹を壊しそうなおいしさです★同僚のるいちゃんと中国人
ビビアン(麻辣湯の作り方を教えてくれた)と友達のフランス人モモ。おいしかった
けど、食べ続けると舌がやられてきます。途中からみんな、あまりの辛さに
「休息一下(ちょっと休憩)!!」の連発でした。

みんなお腹壊してないといいが・・・。