Kijikko diary

上海在住。手芸と小沢健二を愛する、私のダイアリー。

やさしい国


昨夜、TLCの曲を聴いているとお腹の赤ん坊が
えらく反応しました。



b-boyにあこがれていたきじちゃんは、「黒人のように
かっこいい子になってほしい」と自分が叶えられなかった
夢を早くも託しています。


でも我らがAKBはRadioheadにも反応しました。



今、6カ月目とはいえそんなにお腹は大きくなく、ぱっと見ただけでは
分からない感じ。でも昨日、電車に乗っていたら席を譲られました。
譲ってくれたのは若い女性。「あなたが座って!」とひとこと。
ダウンコートを着ていて全体的にまるまるしてたのによく気づいたな、
とびっくりでした。



そして、時はさかのぼり5カ月目のときも席を譲られました。このときも
相手は若い女性。私のお腹は今よりさらに小さく、ダウンは着ておらず、
カーディガンのAラインがちょっと不自然かな?ぐらいで。
チラチラと私のお腹を見て、「あなた、妊娠してるの?」、私「うん」、
女性「座って!ごめんなさい、気づかなくて」、私「すいません・・ありがとう!」。



なんていい国。
赤ちゃんに優しい国。
赤ちゃんを「宝宝」と呼ぶ国。



一人っ子政策があるから、余計に子どもを大切にする文化があるのかな?
なんにせよ、中国のことをこれほどいい国だなと思ったのは初めてかもしれない。
それほど感謝でいっぱいです。



日本のように「妊娠してますタグ」みたいなのはないけれど、そんなの必要
ないくらい、みんな妊婦さん&赤ちゃんに気をつかってます。探偵のごとき
眼力で、妊婦を見抜いてくれます。日本の妊婦事情がどうなのか分かりませ
んが、タグがないと妊婦さんとわかってもらえない、っていうのも寂しいで
すよね。



私は今中国が好きだよ〜