Kijikko diary

上海在住。手芸と小沢健二を愛する、私のダイアリー。

人は見た目が12割


知ってる人は知っている、きじちゃんの見た目。
なんというか、やりたい放題の自由奔放すぎる感じが
ルックスにあふれ出ている。みなぎる過剰な天真爛漫さ。



日本本社の社長が、きじちゃんのことを
「あいつはもうちょっと(ルックス的に)
パキっとした感じにならなあかんな」と言ってたらしい。


きじちゃんいわく、「そんなことを言われたのは、さとこのせい」らしい。
私の「監督不行き届き」だと。



果たして、夫のルックスの悪さは、妻のせい?たしかに、一理ある。とは思う。
ベッカムは結婚前あんまりイケてなかったらしいが、ヴィクトリアと結婚してから
国際的なイケメンになった。そんな話もきいたことがある。



では我が家のベッカムこときじちゃんのルックスでダメなところは?
頭がでかい、肌ぶつぶつ、鼻毛が飛び出している、まゆ毛ボーボー、髪ごわごわ・・・・
枚挙に暇がない。ただ、このへんのことは身体的特徴にすぎないので、
他人が口出しすることでパッと改善することがある。もちろん根本が変わるわけではないが
工夫次第では、うまいこと加工できたりする。



もちろん、うまく加工できるかいなかは、本人の意識レベル次第だ。「打てば響く」と
いうやつだ。意識が低い人には、いくら打っても響かないし。



では、肝心の本人(きじ)の意識はどのレベルなのか?



ヘアワックスを延ばさず固体のまま髪につけるような人である。
「鼻毛でてるよ」と言うと途端にうつむき「出てないよ」というような人である。
スーツにダウンジャケットのまま布団に入って平気で寝るような人である。
真っ黒なTシャツを着てホコリまみれの場所に寝転がるような人である。
そしてそのホコリまみれのTシャツを着て友達と遊びにいけるような人である。



・・・どんなに打っても打っても、響きそうにないではないか。
ヴィクトリアこと私もお手上げである。申し訳ないが。



私は、きじちゃんの服を選ぶくらいはしても、すべての服にころころクリーナーをかけたり、
寝る前に顔にニキビ予防薬を塗ってあげたり、髪についたワックスをすべて延ばしてあげたり、
猛スピードで伸びる鼻毛やまゆ毛をカットしてあげたり、そんなことは到底できない。



それ以前に、彼が床に脱ぎ捨てた服を拾ったり、なくなったといってわめきちらす
メガネやベルトを探してあげたり、洗わずにシンクに放置されているお皿を洗ったり、
意味不明な場所に置かれた電気電子機器を整理したりするので毎日忙しいのである。



右に行くべきか、左に行くべきか、彼が迷ったときには、考えてアドバイスしたい。
でも、彼を背負って歩くのは荷が重すぎるし、夫婦としてなんか違う。そんな感じである。



・・・ぽいっ
(さじを投げた音)



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▼今日私の悪口をブログに書いた仕返しです。
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