Kijikko diary

上海在住。手芸と小沢健二を愛する、私のダイアリー。

ダンシャリ


昨日、パリでお世話になった
友人夫妻(今は帰国している)が
実家まで遊びにきてくれました。


元来、物をためる癖がある私
(お金を貯める癖だったらいいのに)
が「部屋の片付けにハマっている」
と話すと、奥さんが「ダンシャリ」
なるものの存在を教えてくれました。


▼思い出のパリ日記
http://d.hatena.ne.jp/kijimasatoko/20100405/1270431524


知ってます?ダンシャリ=「断捨離」。


だんじりじゃねーよ。


調べてみると、片付け術の概念の一つみたいです。「片付けられない」=
「物への執着がある」=「過去や自分の憧れに縛られすぎている」という
心理学を混ぜ込んだような観点から片付けられない病をなおすというもの。
ネットでは断捨離のプロの人がズバズバとアドバイスしていました。


たとえば・・・


■「勉強会の資料を捨てられない人」
→「知識への憧れがある」
→必要なものだけを残し、使わない資料は捨てましょう!


■「似た服ばかり買ってため込んでしまう人」
→「自分を枠にはめ込みすぎている」
→同じようなものは捨てて、新しい自分に出会いましょう!


物を捨てられない原因は、自分の心にある。
うん、うん。よく分かるような気がする。


アクティブなものだけ残すことで、見た目がスッキリするだけでなく、
心までスッキリして新しいことに挑戦できるというわけ!


【スッキリしたわたくしのクローゼット】

※嫁に行ったので本当は何もなくて当たり前。。


【以前はこんなんでした。(妹のクローゼット)】

※妹ゴメン!


そう考えて部屋を改めて見てみると。
片付けたつもりの私のクローゼット↑でも、まだまだ無駄がいっぱい。


■大学のゼミのレポートなど、面白い(と思い込んでいるが読み返した
試しがない)資料→私は知識人ぶろうとしているのか?


■海外で買ったお気に入り(だったが合わせづらくて着た記憶がない)の服
→捨てると思い出まで消える気がする・・が、消えるわけないわな。


■中学時代から溜め込んでいる手紙やメモ(確かに読み返すと面白いのだが、
大量すぎるし読み返す頻度も高くない)→過去への執着?


とりあえず↑を捨てます!!と言いたいところだが、勇気がまだ出ない。


まずは断捨離の本でも買いに行くか!(←挑戦を形に残したいという意味不明の心理)
ガッツリ学ぶなら、やっぱハードカバーかな。(←絶対的な資源の無駄)
内容をメモするために新しいノートも買おう。(←愚の骨頂)


・・・そしてまた物が増えるのであった。


(終)