Kijikko diary

上海在住。手芸と小沢健二を愛する、私のダイアリー。

今年の秋はちょっと違う!

ハワイの熱がさめやらぬうちに、「ハワイ」をテーマに
こんなタペストリーをつくりました。
これでいつでもハワイの気分を思い出すことができます。



昨日、洋裁上手なご近所さんが遊びに来てくれて、
レクチャーしてもらいながらトートバッグをつくりました。
タペストリーの残りの布しかなかったので、雰囲気が似ています。





リバティのキルティング生地と、上海の手芸市場で買ったレースを重ねて縫い、
中にスパンコールやアートフラワーの花びらを入れました。





洋裁のプロであるご近所のTさん。私が「こんなものを作りたい」「でも、生地はこれだけしかない。。。」と言うと、
「うん、わかった。大丈夫。じゃあ、ここ切って!!」。そのまま我が家はトートバッグ教室になり、
Tさんの指示のもと切ったり縫ったりしているうちにバッグが完成してしまったのでした。



※りんりんにとっては、大好きなお菓子とフルーツを与えれて存分にTVを見させてもらえて夢のような時間だったと思います^^。
おおむね良い子にしてくれてました。



型紙を使うことなく、本もネットも何も見ずにバッグが作れてしまうなんて。感動の出来事でした。



出来上がったバッグは、これまで自分が大枚をはたいて買った数々のブランドバッグなどと合わせても、
ベスト3に入るほどお気に入りになりました。余り物の生地や市場で乱雑に置かれていたレースなど、決して特別ではない素材でも、
こんなに短時間で素敵なバッグに変わるなんて。。かわいくてうれしくて、Tさんが帰ったあとも何度もバッグを見つめ、
バッグを持って寝たい衝動にかられ、朝も「ああ、バッグを見たい!」と早起きしてしまいました。そんな私は30歳♪



うちのマンションに、日本人のお友達は数人しかおらず、Tさんもその貴重なお友達の1人です。
出身地も職業もバックグラウンドも違う人たちと「日本人」というだけでお友達になれるのは、上海ならではの良さだと思います。



Tさんにはご迷惑かもしれませんが、これからもいろいろと教えてもらいたいなと密かに計画中。。。♪



私が手芸をするときに、いつも考えているのが、「お店では買えないようなものをつくりたい」ということです。
「こんな(ステキなデザイン)の、みたことない!」っていうものをつくるのが理想です。
結局、「こんな(雑できったない)の、みたことない!」っていうものをつくれているので、実現できていると言えばできているのですが。。。



Tさんと話し込んでいるうちに、自分のやりたいことや手芸に対する姿勢(気持ち?)などが分かってきた気がします。
手芸のことを深くつっこんで話せたのも、新鮮な経験でした。


今度は手芸教室でニットを習う予定だし、いつも以上にわくわくな手芸の秋です。