Kijikko diary

上海在住。手芸と小沢健二を愛する、私のダイアリー。

絵本の時間


仕事をしていると、どうしてもブログを更新したくなってしまう。
こういうところは、
試験勉強中に突然部屋の掃除をしたい衝動にかられてしまっていた
学生時代からちっとも変わっていないと思う。



またいつもの暇人のつぶやきを聞いてくださいよ。



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寝る前は、絵本を読むことにしている。
りんりん丸が好きな本を数冊、自分で本棚から選び持ってくる。(気分によっては10冊くらい運んでくることもある。。。)
ベッドに座り、1冊ずつ「つぎこれおむ!(次これ読む)」と言いながら私のひざの上に本を置いてくる。



先日のこと。「つぎこれおむ」と言われたのに、私は10秒ほど無言でぼーっとしていた。
するとりんりん丸、すっと本をどけて一言。「・・・いやか」。
別の絵本に差し替えた。



その、諦めたような、悟ったような言葉がいとしくて、普段はサビついている「我が子いとしセンサー」が作動し
はっと我に返り、「いやちゃう!読も読も!」とりんりん丸を抱きしめたのである。



「ママ、この絵本読みたくないのか。じゃあ、こっちかな」ちっさい頭脳で考えたのだろう。
私絵本の好みとかないし。あるのはキミでしょ。
自分自身絵本にこだわりがあるから、「ママもそうなんだろう」と思ったんだろうな。



※その後、きじちゃん(夫)に「今日こんなことがあったよ」と報告すると、
「やっぱり、ママに対して気つかってんのとちゃう?」と。。。はい?そうゆう返答期待してませんが?



ちなみに、以前この絵本の時間に、りんりん丸がもっとも恐れている「ねないこだれだ」の絵本を間違えて選んできたことがあった。
ベッドで別の絵本を読んでいるとき、絵本の山の中にそれが埋もれていることに気づいたらしく、
1冊だけ抜き、ママに見つからないようにベッドの下にぽいっと投げた。
必死で涼しい顔を繕っていたりんりん丸であったが、私が「あれ?」と言った瞬間に絶叫して号泣。
どんな恐いねん、「ねないこだれだ」。夜寝ない子どもがおばけになってしまう話。たしかに恐いか。



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本の時間は、横暴なりんりん丸が唯一静かにママの話に耳を傾けてくれる、大切な時間である。



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書いていて思ったが、以前のブログ更新から1週間しかたっていない。
それほどに、毎日毎日新しい発見があって、新しいおもしろ行動や発言があるということ。
それか、私がヒマすぎるということか。



前者であることを願ってやまない。