2014年★香港の旅

今さらだが、春節に香港に行ってきた。
今回の滞在では、初めてのことがいっぱいあった。

まず、初めて香港ではなく深圳から入境した。
これは主に経済的理由からである。
主にというか、それしかない。

そして初めてランタオ島のディスカバリーベイというところに泊まった。
中心地からはフェリーを乗り継ぐか電車で大回りしなくては行けない場所で、たとえば
チムサーチョイまでは2本のフェリーを乗り継いで1時間くらいかかる。

↑フェリーに乗る人。

不便ではあるが、慣れればめんどくさいとは思わなくなった。
フェリーに乗るのも楽しかった。
ディスカバリーベイではタクシーも自家用車も走っていない。
移動はバスかマンションでシェアしているカートのみ。
ホテルは1軒だけ。
香港人だけでなく欧米人も多く、近年開発された住宅地？別荘地？という感じ。
まるでリゾート。
住宅はヴィラかマンションで、マンションは低層マンション。
香港によくある30なん階建てのマンションなんて見なかった。
山と海（湾？）も近い。本当に香港！？っていう場所だった。
ここで喧噪から離れてのんびりできたのも、ものすごくよかった。

↑ホテルのテラスからの眺め。目の上についているのは海苔ではなく眉毛です。

↑ディスカバリーベイの埠頭近くにある公園。リラックスムード。

ちなみに上海に帰ってから香港人の友人たちに聞いてみたら、
みんなディスカバリーベイに憧れを抱いているらしく、
「いつか住みたい」「私も」「じゃあみんなで住もうぜ！」
なんていう話になった。妄想が膨らむ。。

そしてディズニーランドにも初めて行った。
りんは東京ディズニーランドに行った事がないので、今回がディズニーデビュー。
プリンセスソフィアの人形を買わされた。

↑ディズニーランドのメリーゴーランド。

またまた食べてしまった「竹園海鮮飯店」のシャコとロブスターもやっぱりおいしかった。
今回は同じマンションに住む香港人のV子ファミリーの香港帰省に便乗したのだが
V子たちもいっしょにディズニーからのチムサーチョイ「竹園」からのディスカバリーベイ
っていう大移動に付き合ってくれて、本当に感謝。
全員が吐くほど疲れた1日だったと思う。

↑日本人観光客もたくさんコレを食べてた。

↑チムサーチョイからセントラルに戻るスターフェリーの中で。くたくたの人たち。

本当は聖地、シャムシュイポーに行き、手芸グッズをたくさん仕入れたかったのだが
なんとなんと！！！旧正月には営業していないのである・・・そりゃそうか泣！！！
てことでそのかわりに
初めて香港のアウトレットに行った。
写真を撮っていないのが残念だが、面白い場所だった。
工場か何かの無機質なビルにラルフローレンやらマルニやらI.T.やらLane Crawfordやら
Max maraやらのアウトレットがぎっしり詰まっているのである。
しかもほとんど50％オフか、それ以下の値段。
ハーバーシティで予算をたくさん使ってしまっていたので、我慢して1着だけに抑えたが
本当はもっと買いたかった。（アプレイチャウのホライズンプラザという場所）

ちなみに
3度目の香港で初めて、かの有名なジェニーベーカリーのクッキーも食べた。かもしれない。
2年前のガイドブックを頼りに行ったらCkeの店舗がつぶれていた（！）のだが、なぜか
近くの小さなネイルサロンや偽物バッグのお店にジェニーベーカリーのクッキー缶が
うずたかく積まれていた。
・・・どゆこと！？
彼らいわく、「ジェニーベーカリーは正月で休みだから、私たちが代理で販売している」。
ほんまかよ。怪しいなーと思いながらも悩む時間もなかったので2缶購入。
香港在住の知り合いに1缶プレゼントして食べてもらったら、「これは本物だと思う」と。
家に帰って食べてみたら、本物か偽物か知らないけどとにかくおいしかった。
ものすごーい長蛇の列に並ばないと買えない噂のクッキーを超簡単に入手できてラッキーだった。かもしれない。
冷静になって考えると偽物に決まってるとも思うが、、、おいしかったから良い。

ちなみに
香港に3度行ったのだが、まだビクトリアピークで100万ドルの夜景を見たことがない。
ピークの夜景より買い物やクッキーが大事なのである。
最低ですね。

それはそうと、むかつくことがあった。
きじちゃんが「香港で身体を鍛える」と意味不明な宣言をし、
毎日朝と夜はホテル内のジムにトレーニングに出かける始末。
私とりんはぼーっと待ってた。
ぼーっとするの好きやし、それは別にいいとしても、
なんと「甘いものと炭水化物は一切食べない」宣言。
あほか。
ワンタン麺と点心とスイーツの天国やぞ。

朝ご飯を食べに行って、
「何食べる？私中華粥」
「おれビーフステーキ！」。

・・・はい？

行く先々で肉を注文する夫。
「肉は腹にたまらない」という理由で一品料理をたくさん注文する（ぜんぶ肉）。
ええかげんにしろ。お金がかかって仕方ない。

それはそうと、りんりん丸の言葉の成長が目覚ましい。
以前は「女の子」のことを、「おんなこと」と言っていて、かわいかった。
ソフィアのオープニングの歌の「ふつうの女の子のわたしがー♪」っていうところを、
何度教えても「ふつうのおんなことの、わーたしがー♪」って歌ってて笑えた。
それが深圳から帰る飛行機の中でいきなり「おんなのこ」と言えるようになっててちょっと悲しかった。
「りん！“おんなこと”やろ！？」って思わず強制してしまった。
「ひよこ」のことを、「ぴぴこ」「ぴぴこちゃん」と言っていて、これもかわいかったのに
いつのまにか「トリ」になってて、・・・ぴぴこじゃなくてひよこでもなくてトリ・・・かわいさゼロやん。

「またお会いしましょう」「そういうことか！」「とんでもない」「ママのりょうり、さいっこーにおいしい！」（仕込みではない）
よその家（自分の家でも）に行って「まあ、すてきなおうちですね」、
テレビCMで「俺に勝てるか！？」っていうセリフがあってそれを見ながら「・・勝てない」といつも言う。
私が叱ると、「そんなにおこらないでいいじゃん」「やさしいママになって」と言う。
私が夫を叱ると、「りんがまもってあげるからな」と夫に言う。
「りん、ちょっとえいごしゃべるわ」と言い「ぺろんぺろんぺろんぺろんぺろん．．．」と延々言ってる。
などなど何それ！？って思うこともいろいろ言える。
目まぐるしすぎてついていけない。ずっとこのままでいてほしいのにな。。なんて思ったり。

とにかく、りんは面白いし香港はものすごく楽しかった。
いつか住みたい。
がんばろうきじちゃん！