Kijikko diary

上海在住。手芸と小沢健二を愛する、私のダイアリー。

北京最強マンション伝説

ところで、北京での住まいはサービスアパートメントです。
普通のマンションとは違って、ハウスキーピングや荷物預かり、
家具のレンタルなど、ホテルのようなさまざまなサービスがつきます。



私たちのマンションも、北京の有名SAの一つ。
自分たちには畏れ多いような良いマンションですが、
空気の悪さや、首都ならではの治安などに不安があったので
無理をして(補助を出してくれる会社にも無理をいって)
ここに住ませてもらっています。



ここのサービスがハンパなく良い。



フロントスタッフは日本語ペラペラ。
引っ越してすぐの時点で、すでに私たちの顔と名前と部屋番号を暗記。
対応が早い。
掃除のおばちゃんなども、廊下などで会うと必ず笑顔であいさつ。



すごいマンションやなーとは思っていましたが
今日、さらに驚くべきことが起きました。



夕方、いきなりフロントから電話がかかってきて、
「昨日の夕方、地下のスーパーに行きましたね?」
(マンションの地下は小さいスーパーになっている。これも出不精の私にはサイコー)



意図が分からなかった私は、何だ?と思いつつ、「はい」と答えました。



すると、「車の件ですが…」とフロントの人。
私、合点がいく。



というのも昨日の夕方、地下のスーパーに買い物に行った際、
けっこうなスピードで乗用車が駆け抜けていったんです。
スーパーの周りは駐車場ですが、車が置かれているのを見たことはなく、
子どもがローラースケートなどをして遊んでいることもあるので、ぎょっとしました。



それでスーパーの店員のお姉さんに中国語で「普段、ここは車はこないでしょ?
あの車は何なの?」と何気なく話しかけたんです。



その後、お姉さんは何やら電話をかけていたようでしたが。。。
車のことを調べていたとは。。



フロントコンシェルジュいわく、その車はマンションの住人のものではなく
もう持ち主も分かって、ちゃんと注意してくれたとのこと。
なので、ご安心ください。という電話でした。



なんて良いマンション。。。
ほんまにここは中国か。。。



と、中国に住んで5年半、こんなに丁寧なサービスを受けたのは初めてで
感動で涙が出そうでした。




「どうして私がスーパーにいた人だって分かったの?」と聞くと、
「中国語が上手で、子どもさんも中国語を話せると聞いたので、すぐ、分かりました」
と回答が。


・・・


惚れてまうやろーーーー!!!
(古い?)



とにかく、うちのマンションは最強です。
ここに住み続けられるよう、きじちゃんに頑張ってもらうしかないです。
私は手芸とか昼寝とかをがんばります。