なんでなんでオバケ
約2ヶ月後の出産に先立ち、大阪の実家に帰ってきています。
「○○ってなんでやの?」
と1日に100回くらい言っているりんりん丸。
今日1日の会話例を参考に、いくつか紹介します。
〜序の口編〜
私「バスのタイヤは大きいね」
り「なんで大きいの?」
私「バスは大きいからね」
り、納得。
〜まあまあ編〜
私「今日は雨だね」
り「なんで雨やの?」
私「雲が雨を降らせるからね」
り「なんで雲が雨を降らせるの?」
私「雲の中に水が入ってるから」
り、納得。
〜ミドル級編〜
私「おうちはあっちだよ」
り「なんであっちやの?」
私「…。
あっちやから、行ったらわかる。だまってついてきて!」
り、納得しないが引きずりつれていかれる。
〜究極編〜
ばーば「明日は謝恩会にいく」
り 「謝恩会ってなんでやの?」
※↑本来なら、「謝恩会って何?」から始まるべきところを、
すっとばして「なんで謝恩会?」と質問することによって、相手に二重の負担
(謝恩会とは何かという点と謝恩会になぜ行くのかという点を説明しなければならない負担)と、
質問内容が明確でないためこちら側が察してあげないといけないという苦痛を強いる
非常にめんどくさい質問であるため「究極」と判断。
…みたいな感じで、理由があることもないことも、
理由がわかったところで幼稚園児の日常に何一つとして影響を及ぼさない分野のこと(戦争・汚職・外交等)、
宇宙の原理・地球や生命誕生の不思議・人間の心理活動とは、という所から話さなくてはならないこと、
そもそも本当に興味があるのか疑わしいこと(一生懸命こちらが説明していても、ボーッと聴いてるだけ)、
とにかくすべて手当たり次第に「なんでやの?」と理由を探したがる年頃です。
こういう時期やから仕方ない、とは思いつつ、ほんまにええかげんにしてくれと思いまして
「そんなに『なんで?』ばっかり言ってたら、なんでなんでオバケが出るよ!うわー!こわ!!」
と言ってやりました。
(幼稚園の園長をしているばーばからは「そんなん言ったらあかん!」と叱られましたが)
で、ちょっといじめてやるかと思い立ち、
「ねえ、あなたはなんでりんりん丸っていう名前やの?なんでやの?」
と仕返しに質問してやりました。
すると。
「ママ。そんなんゆってたら、なんでなんでオバケが来るよ」
自爆。
心の中でギャフンと叫んだ夜でした。