Kijikko diary

上海在住。手芸と小沢健二を愛する、私のダイアリー。

闇五輪

オリンピックが始まっています。
自らの持てる力のすべてを試合にぶつけるアスリートに負けじと
ヒマ人主婦の戦いが今日も続いています。



地球の裏側で頑張っている人たちと同じようなパッションを
何かしらにぶつけることで、
なんとなくオリンピックに参加している気分に浸りたい・・・。
そんな気持ちになるのは私だけでしょうか?



では自分なら何をがんばれるのだろうか。



株の運用、ジョギング、ヨガ、料理、
お教室を開く、事業をおこす、・・・



まあ、イケてる主婦ならそういうこと考えるのかもしれないけど
私がアスリートと肩を並べられるようにがんばって取り組んでいるのは、
こんなことです。



★いつもならダラダラやる皿洗いをめっちゃ早くやる。
★時差に関係なく出来る限り生中継で試合を見る。
★試合の隙間時間を使って、息子の夜泣きに対応。
★寝る時間を削って映画を見る。



・・・。



文字にすると地味ですが、
すごいがんばってます。
映画なんか1日1本以上見てるし。
でも誰にも褒められません。
ていうかダメでしょうね。
主婦として。
1歳児を抱える人として。



福原愛やブラッドピットやウサインボルトやスタンリーキューブリック
次々に私を感動の渦に飲み込んできて
生活がおろそかになっていることは否めません。



感動しているだけならまだしも
お気に入りホラー映画「シャイニング」の鑑賞を娘に強要したりとか。
そのあと、お風呂の中で「REDRUM」と繰り返し叫んで娘をびびらせたりとか。
(「シャイニング」の中で取り憑かれた子供が「REDRUM」と叫ぶめちゃ怖い場面がある)
生活リズムがおかしくなってるせいか、
パッションが変な方向に向かって修正がききません。
子供の夏休みが台無しになってしまいそうで、申し訳ない気持ちでいっぱいです。



誰にも言えなかった私の秘密のオリンピック・・・。
早く閉幕するべきだと家族全員が気づいています。