Kijikko diary

上海在住。手芸と小沢健二を愛する、私のダイアリー。

鬼母

ひと昔前の若者言葉で、「神ってる」ならぬ
「鬼(おに)ってる」というのがありました。
「激しい」「厳しい」、「すごい」という意味で、例文は
「今日の寒さ、鬼ってる!」とか
「この料理、鬼まずい」とか。



もう使われることがほとんどない、死語です。
でもまだ使っている人がいるらしい。



・・・・私だよ。(これも死語です)



この間、家族で笑い話をしていて、盛り上がっていたとき。
私が夫に「ほんま鬼やな〜〜(笑)」と言ったら、笑ってたはずの娘が
「鬼やなってどういう意味やの」と真顔。



あ、この子は鬼が怖いんだな。しめしめ。
「鬼から電話」とかも怖くなくなって、つまらないと思っていたけど
実はまだ鬼が怖いのか・・・悪い母は内心喜びました。



娘の質問はスルーして、会話の中に「鬼」を登場させまくる悪い母(私)。
その都度、「鬼ってどういうこと?なあ、鬼ってどういうこと?」と
気になって仕方がない娘を無視するというのが、最近の悪母のマイブームです。